銅酸化物高温超伝導体

超伝導転移温度の最高記録を持つ銅酸化物高温超伝導体は、20年以上前に発見されたにも拘らず、未だに超伝導のメカニズムの完全解明には至っていません。これまで私たちの研究室では、銅酸化物における超伝導ギャップのdx2-y2波対称性の決定や、擬ギャップの直接観測(図1)、フェルミ面形状の決定、さらに多体相互作用の起源の決定(図2)などを行い、超伝導機構にスピンが密接に関与している事を明らかにしています(新聞発表:高温超伝導体の磁気的同位体効果).

図1: 高温超伝導体Bi2Sr2Ca2Cu3O10のフェルミ面と超伝導ギャップ

図2: Bi系高温超伝導体における準粒子の観測


close