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高温超伝導体 (High-Tc superconductor)
1986年にBednorzとMullerによってLa-Ba-Cu-O系が超伝導を示す可能性が示されて以後、銅酸化物高温超伝導の研究は多くの研究者の興味を引き付けてきた。「電気抵抗、ゼロ」という特異な現象が室温でも実現できるのではないかという期待から、応用面での注目も集め、実際、転移温度(Tc)はそれまでのの上昇曲線から大きくはずれて、わずか7年足らずでHg系の135Kまで到達した。高温超伝導機構の核心は未だ不明であるが、磁気、電子状態の解明は着実に進み、機構に直接関係すると考えられる重要な発見が次々になされている。 また最近では、MgB2(Tc=39 K)等の「銅酸化物以外の高温超伝導」が発見され、高温超伝導発現機構について精力的な研究が行われている。
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MgB2
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La2-xSrxCuO4
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各種高温超伝導体の結晶構造
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超伝導転移温度の変遷
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